はじめに
こんばんは、あいおいです。佐香やではすみませんでした……。今回は初めて松江に行ってRubyWorld Conference*1に参加したのでその話をします。なんか過去のブログを見ると見出しサイズがまちまちで「なぜ…?」と思っています。
Day -1
荷造りが終わってなくてお昼とかに気合で荷造りしてなんとかサンライズに間に合いました。サンライズのチケットはべーたさんに取ってもらっています。ありがとうべーたさん……あなたは今ぷぽさんと楽しげに蟹を茹でています*2ね……楽しそうで何よりですよ……
サンライズ、こたつハウスの住人たちとうなすけと大倉さんと金子さんといまいずみさんが一緒に乗ってたんだったかな。いまいずみさんがいるのは知らなかったのでびっくり。
べーたさんに取ってもらったのは4人分で、2人ずつ。ぷぽさんとべーたさんはあんまり寝られてないのでゆっくり寝てもらうために広い方に寝てもらった。
事前にお風呂は入ってたのでのんびりお話してほどほどのタイミングで寝た。あんまり寝られなかった。寝たり起きたり……。なんか4時くらいに静岡で事故があって1時間遅延?的なのがあって大変だったらしい。起きた頃にはまだ岡山には着いてなかった。
Day 0
サンライズでDay0を迎える。たのしーい。遅延しまくったので途中で降りてやくも?に乗り換えられるんだとか。そんなに急いでいる旅でもないのでゆっくりサンライズで向かう。
というわけで出雲についた。温泉に行こうとしたら温泉が定休日で絶望してた。
松田さんに教えてもらってた博物館、時間的に厳しいよなーと思って来年にまわしてしまった。出雲大社に行って、お詣りして、せっかくなので御朱印帳を買って書いてもらって、うさちゃんを見て回りました。因幡の白兎かわいい……
こたつハウスの集まり?で佐香やのカラコロ店に行く。多分ごはんの画像はインスタにあげるんですが、インスタくんは12/13時点で6月までしか終わってないので投稿されるのはまだ先です……。けどごはん美味しかった〜
元々SmartHRさんのイベントで松田さんに「本店行くなら教えて下さい!!」って言っていて、声をかけてもらえたので頼んだしじみ汁を忘れて本店に向かう。誰か飲んでくれたんだと思う。ごめんね……。松田さんとかジョーカーさんと飲むのって特に何かしたいわけじゃないんだけど、美味しく飲める人と飲むのがとんでもなく幸せで楽しいから飲みたいみたいな感じなんですよねえ。その場の空気感が良いというか。愛おしいものだなって思う。程々に飲んでへろへろになったので途中で帰ったはず…?お酒入っててあんまり覚えてない。ようちゃんとべろべろになって帰って怒られた記憶はある。ようちゃんがやばかった。いまいずみさんにお水とメイク落としシートをもらった記憶もある。ありがとうございます……。
Day1
お昼まで
オープニングに間に合わせようとしたら朝ご飯を食べそこねる。Day1は基調講演→お昼→Prizeで時間がなくてお昼もべーたさんとRTAする羽目になった。駅前周り、ロータリーが複雑で辛い……。カーリーは美味しかったです。はすみさんの記事でいきたかったお店だったのでなんとか差し込んで行ってきた。いまいずみさんに事前に「2は結構辛い、1.5がちょうどよさそう」と聞いていたので1.5にしたけどそれでも結構辛い……。べーたさんは2にしててパクパク食べてた。つよい。
Prize
Prize, ぺんさんもしおいさんも金子さんも大好きなので3人が壇上にいて嬉しかった~。みんな前に来るたびにこにこしながら写真撮ってた。写真はあげる許可を取りそこねたので心の目で見てください。3人は言ってくれたらいっぱい撮った写真を送ります。ぺんさん、終わったあとにコミッターになってて2度嬉しかったし、現地で奥様ともお話出来てとてもよかった。しあわせ。
ぺんさんのトーク、RubyKaigiのときもそうだったけどトークの組み立てがすごく上手で何を食べたらああなるんだろう……作家の腕…?沢山の人が知らぬうちに支えてくれているおかげで我々はRubyを使えているのだ。巨人の肩。
Ruby合宿をはじめとしたプログラミング教育を受けたプログラマは、15年後どう成長したか
こたつのトーク。今回の目的のひとつ。こういう話をするよ~みたいなのは折に触れて言ってきてるのを見てたんだけど、いかんせんこたつはバッサリ削った物言いをするのでもっと色々言うんだろうな~って思っていた。内容としては正しいんだけどもっと色々あるでしょ!みたいなね。
幼い頃の原体験はだいじ。人とのつながりもだいじ。こたつは結構親の七光り~とかSSR~みたいなのをよく言うんだけど、それはそれとしてしんどいことも色々あっただろうし*3、こたつが頑張った結果の今だと思うし、そういうきっかけから今に至るまでやることをやっていてすごいなあと思います。KoRの登壇のサービスでもちゃんと行動してるし……すごいよ……こたつはみんなのお姉ちゃんみたいになっているとこあるし気づかぬうちに無理しそう。しないでほしい。すこやかであれ。
登壇終わったあとにおつかれ!ってしにいって、こたパパとかとご挨拶をした。これで友達の親に会う(成人)の実績を解除しました。ハンネの由来(後付け)、よすぎた。
たのしいparse.y
いつものという感じがする。発起人は金子さんだけどparse.yは怖くないんだよ~という啓蒙活動を精力的にやってるのはわいだーさんだと思う。何回か見てるけど伝え力が上がっている気がしますね。金子さんは分かった気にさせるのがうまいんだけど、わいだーさんは最初の一歩をちゃんと踏み出せるようにしてくれる。どちらも大事。わたしはまだparse.yは読んでいないです。Rubyの中身を読む最初の一歩ってどこが適切なんでしょうね。
終わったあとに2階?のソファでへにゃってしてたら野生のわいだーさんを見かけたのでparametering ruleの辺りを聞いたりしていた。こう、未来の型付けのときに気にしないといけないのか…?するとしてどうやるんだ…?みたいなのが気になっていたので憂いを断ててよかったです。とはいえ中身の理解は出来てないし、ちゃんと追いつきたいなって思っている。ここでモチベが強めに湧いたので後半は結構型を書いたりしていた。
レセプション
なんか久しぶりに沢山の人と話したりしてたからなのか一気に疲れが来ちゃってソファでお友達各位とぐったりしていた。みんなレセプション行ってるな~って。乾杯ぎりぎりに入ってビールを受け取るなど。ご飯もそこそこに日本酒飲みに行ってた気がする。日本酒を飲むとごきげんになる。Ruby30パーカー来てたらOSSVisionの井上さんに話しかけられてめちゃくちゃびっくりした。自分も急に話しかけるくせに話しかけられるとめちゃくちゃビビるの良くないぞ。
レセプションはたくさんの人と名刺交換が出来てよかったですね。Matzに型の話も聞いたりしていた。めちゃくちゃ都合のいいことを言われて「それは将来的にも相当厳しいんじゃないのか……」と思ったりした。けどそういうことを可能にするのもきっと我々なんだろうなあ。ちなみにMatzのあの帽子はなんなんでしょうか?
しまねっこが本当に出てくるの、びっくりした。うそじゃなかったんだ……
佐香や
あったらしい。なんか流石にDay0でめちゃ飲んだしな……と思っておうちに帰りました。でもめっちゃ人いたらしいし行けばよかった……刹那を生きたい……
Day2
なんとお酒をほどほどにしたので元気に起きている!
朝
Rubyistがこぞって行くというイマジンコーヒーに行った。確かにたくさんの人がいた。クロックムッシュとコーヒーを頼んだらカフェラテが届いて、「ここのコーヒーはブラックではなくラテアートの施されたおしゃコーヒーの事を指すのか…?!」と震えていたら「ごめんなさい!コーヒーでしたよね…!」と謝られた。違ったらしい。ラテアート初めてで嬉しかったし空腹にブラックは多分気持ち悪くなっちゃうから全然だいじょうぶですよ。しかしクロックムッシュ、意外とお腹いっぱいになる。
お昼まで
ご飯食べてたら乗り遅れて途中からすごいふんわり聞いてた。レセプションで話してたような話をしていた*4。お昼には蒸し寿司にいきたいんですよ~みたいな話をしてたら予約出来ないし、実は結構並ぶらしいしというのを聞いて早めに食べに行った。君さっき朝ご飯たべてなかった???
というわけで蒸し寿司。カラコロの辺りまで西に行く。なんかもう一個有名なお寿司屋さんがあるらしくて、そちらもRubyistには人気とのこと。でも普通のお寿司だったので「わたしは蒸し寿司がたべたいんだ!!!!」といって行かなかった。また来年とかにね。早めに行ったので全然並ばなくてよかった~*5。蒸し寿司、具材がどれも美味しくて「OOだけはちょっと苦手だったな……」みたいなのが一切なかったのがすごい。終始美味しい。下にしいてある簀巻きの隙間*6にお米粒が残っちゃうのがちょっとだけ申し訳なかった。
おわりまで
満腹(ほんとうに満腹……)になって戻ってきて、下の広間でずっと型を書いたりしていた。途中でちらほら友人知人が近くにいてお話したり。もりすさんの画面を見ながらbuild通らないよ~って嘆いてるのを眺めたり、専門ではない人に我々が何をやっているのか、なぜやっているのかみたいな話を一生懸命やってみたり。気を抜くとそういう単語を使っちゃうので全然知らない人に説明するのって難しいですね……。
大体ずっと下にいたので上に行くことがなかったんじゃないかな。下は下でスポンサーの人たちとお話したり、地ビール館のためのタクシーメンバーを集めたり、知らない人にはじめましてしたり出来てたのでよかった。カンファレンス、人と話すのが目的。
というわけでるびかんそのものはしゅっと終わったのでした。司会もいてすごいしっかりしたカンファレンスだったな……。
地ビール館
どうやら毎年やっているらしい。めっちゃ広いのに我々だけで、ほんとにいいんですか?!ってなった。お店に入ると酵母の匂いがしてそれでもう酔うんじゃないか……って感じ。
焼き肉、カレーもついてて普通に満腹になるやつだった。ビールも美味しくてよかった~。眼の前にいる人がしまねっこRuby30パーカー着ててすっごい羨ましかった。手に入れるのは大変らしい。結構とりとめもなく話していた記憶……。
佐香や
ひとは佐香やにあつまる。すごい。行ったらぎゅうぎゅうだった。誰かに「僕外にいくからこの席使っていいですよ」って端の席をもらった記憶がある。誰だっけ、知り合いだったはず。ありがとうございました……。
多分一番やらかしてるのがここで、ここに来る前にお隣のバーで色々話していたせいですでにある程度酔ってるし、一回泣いてて涙腺緩んでるしで本当にぐちゃぐちゃだった。いろいろなぶぶんが。ちなみにバーもすごく雰囲気が良いし美味しいカクテルを出してもらえるのでおすすめです。今思ったけどグラスホッパー飲み忘れちゃった*7。
佐香や、記憶のある人が印象に残っているのが多分しいたけの件だと思っており……。以下はしいたけに狂っている私のツイート群です。今でもしいたけ思い出すと「あれは…なんだったんだ…?」みたいな感情になる。
まだ佐香やの衝撃を受け止め切れてはいないので、生きていることだけお伝えしておきます
— 相生ゆら (@Little_Rubyist) 2024年12月6日
椎茸のステーキのことをぼんやり頭の片隅にずっと置いてるんですけど、あれがどうしてあんなにも心に響いたのかまだ分かっていない
— 相生ゆら (@Little_Rubyist) 2024年12月7日
あの椎茸、椎茸がえらいのか店長さんがえらいのか分からない。多分どっちもえらい。すごいね。ありがとう。
— 相生ゆら (@Little_Rubyist) 2024年12月7日
絶対記憶を無くしてもこれは撮るんだ、わすれないんだって撮った椎茸のステーキ、なんか思い出すと色々わってなって心臓がぎゅっとするのでだめかも pic.twitter.com/3Cnoe9RfB6
— 相生ゆら (@Little_Rubyist) 2024年12月9日
しいたけのステーキ、おそらくオリーブオイルに結構がっつりにんにくの香りをつけて、かなりの強火でがっと焼いている代物…?だと思っているんだけど、肉厚だし瑞々しいし本当にすごかった。あんなのありなんだ……って思った。私はこれを食べてあまりにも美味しくて感情が処理しきれなくて泣いていました。酔ってたとはいえ美味しいもので混乱して泣くことあるんだね……。あれが出てくるだけじゃ多分だめで、あの空気感というか、実家感込みでああなったんだろうなあと振り返ると思う。そういうお店だった。ここ何がすごいって一緒に出てくるお酒の相性もとんでもなくいいんですよね。お酒も料理も店長さんも受け止め力が高いお店だった。
最終的には怒られて帰って、帰ったあとも「しばらく寝かすな」という申し送りをされたうえで複数人に見守っていただきました。本当にありがとうございました。すみませんでした……。まだしゃっきりしているうちに1万置いてきてる*8から支払いは大丈夫なはず。
Day3
ほどほどな時間に起床。水分不足で寝起きがすごいしんどかったのを覚えている。朝ご飯はまたイマジンコーヒー。人がいっぱいだったので一瞬駅に行って荷物を置いてから向かった。確かえむさんとしおいさんがいた…?しおいさんはがちゃ先生を待っていたらしく、そのがちゃ先生は2日酔いで苦しんでいてRubyistの朝って感じがして大変よかったですねえ。
ごはんを食べたので松江城にゆきました。松江城の横って明治時代あたりに建てられた建造物があるんですねえ。おしゃれでよい。シャンデリアが結構シンプルなデザインだったけどああいうのは財政的な話なのか当時の流行なのか。
城、大体登って天井を撮りがち。富山と同じで山に囲まれてるんだけど富山以上に山が身近ですごい。富山は大体平野が栄えてるので山そのものは結構遠いんですよね……。紅葉もしててきれいだった。
あとは遊覧船に乗ったりしていた。漕いでくれるお姉さん、そういうお仕事なので話がうまい。ああいうの見るとやはりたくさん話せば上手になるのではと思える。鳥がいっぱいいてよかった〜。人馴れ?船馴れ?しすぎてて全然逃げないとのこと。
1時間くらいで一周して降りて、元日銀の建物だったか何かのセレクトショップをチラ見して、金庫を見ようとしたら個展やってて見られなくてしょんぼりして退散。KeebWorldの様子をチラ見したらえむさんに見つかって、「ふっ」てされた。なんなんだ。お土産を買って程々に空港に向かいました。バスのRubyist率はあんまり高くなくて「あれ…?」ってなった。
帰路
飛行機だと1時間くらいで着く!サンライズでは12時間だったのに!すごい!今回の飛行機は前方カメラとかあったので離陸時とかずっと見てた。面白かった。飛行機くんはあんなに高いところを飛ぶのに山は避けた航路を取るのでなんだか不思議。風の具合とかが変わるんですかね?羽田では飛行機から降りて、バスに乗って空港まで連れて行ってもらったのでその体験も面白かった。飛行機がでっかいんだ……
おわり
というわけで帰ってきた!松江すごく楽しかったですね。RubyKaigi以上に人と話す時間があってよかった。あの話す空間の余裕というか、居心地の良さはなんだろう……。見渡せば別の人といくらでも話せるんだけど、そんなに密度が高くなくて声も通るから話しやすい、みたいな。KoRでもああいう環境つくりたいですね。わいわい部屋がそれだったとは思うけど。あとソファが体験良かった気がする。とはいえあれは施設依存……。
松田さんに言われてえいやっと行ったのだけど、普通にRubyistとしてもオーガナイザーとしても一個人としても楽しめてよかった。来年は博物館に行きます。みなさんと次に会うのは東京Ruby会議かしら。よいおとしを〜